特に駆出し中の建築士の皆さんへ【バイトのご紹介】
もう何回ご紹介させて頂いているか忘れましたが笑、僕も本業の合間にやらせて頂いている「認定現場監査士」のアルバイト紹介を。
2013年以来、個人事業主としてここまで業務を続けさせて頂いている訳ですが、建築設計業、というのは基本的には「委任契約」「請負」の仕事、積極的にアピールして発信して業務をしようと意欲満々でも、ご依頼頂く相手がいないことには進行することは無い仕事です。
その業務が公共工事やコンペ(設計競技)等であれば時期がわかりますけど・・・突然ご依頼があったり全くなかったりで読めない訳です。既にお断りする程の業務量になると業務ペース自体は掴めていきますが、すんごく仕事で忙しくなってしまう時期があったり、全く仕事が無かったたりするのがmaaoの実態です。
さて、そのmaaoの場合ですが、何度か所員を増やしていく動きもありましたが、今は個人事業主での動きを続け、複数名での動きは別に株式会社を作って活動したり、で、今まで様々な建築設計事務所としての仕事+アルファを続けて参りました。これからどうなるかはまだまだわかりませんですが、今は設計事務所としては、もしかしたら数名増やしていくかも・・・のこのスタイルで進めております。
開所当時は、昼間にヘルプ設計、夜中に○川急便流通センターでベルトコンベアーの段ボール荷物仕分けをしたり(懐かし〜)、構造設計事務所施工図を描かせてもらったり(あの巨匠の!)、設計施工一環のゼネコン確認申請、施工図、仲間の建築士のヘルプ、DIY断熱、ネットで一級建築士製図試験講師や耐震診断、改修アドバイス、解体建物からの古材搬出等々を行ってきました。
その中で、
僕は高校時代から欠かさずにアルバイトを続けて生きてきた人間で、学業と共に、全アルバイトで深い経験を積ませて頂いているんですが、現在は、とても自分の動きとフィットしているのが、この「認定現場監査士」なんです。
1 自分のスケジュールに合わせて仕事ができる
2 現場からたくさん吸収することができる
3 自分の仕事と比較ができる
収益を得ることが目的ではありますが、最近は大体、諸々差し引いて手取り30〜45万/月って所です。でも、収益性だけじゃ、貴重な時間が勿体無いので+アルファを常に求めてて、収益に加えてこの3つが認定現場監査士を続けている理由かもしれません。
1 毎月毎日毎時間単位で自分の空きスケジュールを設定でき、そこに該当する仕事依頼が入ります。大体、2ー3日前には依頼が来る感じです。基本、現場へは車で行き来しますが、都内現場とかは電車で行くこともあります。
2 これが結構大きいんですが、詳細は個人情報も多いことから省きますが、業界のリアル、各社の施工レベル、仕様、受注量や勢いや姿勢、監督や職人さんとのつながり・・・あらゆることを吸収していけます。僕は監査士(工事を段階でチェックする人)としては厳しくチェックしているんですが(プロなんで笑)その時に監督や職人さんと言い合いのバトルになることもあります。でも、そこで何と伝えれば理解してもらえるか?お互いに納得ができるか?の学びもさせて頂いており、コミュ力が非常に鍛えられている気もしますw
3 maaoの業務、仕様内容との比較ができ、改善点が浮かび上がってくることも多いです。これはなかなか、監査士のような立場で日々現場出入りをしていないと見えてこない視点かもしれませんが、例えば良い所、超絶見やすい図面の工務店があったり、現場内への清掃と共に工程や仕様を確認しやすいように視覚化していたり、はそのまま思いっきり吸収させて頂いたりしております。反対に、最悪〜って思ってしまう部分は反面教師的に吸収していったりします。
って訳で、特に開所したばかりでまだ仕事が無い〜みたいな駆け出し建築士さんとかにはサイコーのアルバイトじゃない?? と、思っておりますし、今までの僕の投稿で、監査士を始められた監査士仲間も複数名おります。専門講習を受けて、研修期間を経て、あとは現場へ自分のペースで。
建築設計事務所の皆さんで、副収入を考えておられる皆さんにお薦めをさせて頂いておりまーす!
建築って楽しい!って改めて思えるアルバイトでもありますので、興味のある方はぜひに!