2021.01.05
外壁赤外線調査
新年2発目の仕事は、とある施設の外壁調査。
既存図面を借用し、ヒアリングを交えつつ、調査開始。
主にタイル面の浮きや割れが発生しているか打診棒や赤外線センサーでチェックしていきます。RC造3階建ての建物、中庭も含めてグルグルとチェックしました。天候が良くて良かったです。
赤外線調査の利点は、外部足場不要なこと。
その後に同タイミングで外壁工事に入ることがわかっていれば、外部足場を設置した上での全面打診する方が良いんです。打診による手の感覚と、仕上げ面から発せられる音を聞き分けて調査するのが一番正確なので。
でも、調査のみの場合、外部足場を全面に設置する費用が莫大になってしまうこともあり、赤外線サーモグラフィーだったり、加えてドローン撮影だったり、も需要が多くなってきていると思います。
撮影枚数は200枚程になりまして、調査報告書をまとめております。建物の健康診断の一環である外壁調査。
怠ればタイル落下による死傷事故にもつながりかねない大切な調査。集中して、念入りに調査させて頂きました。
結構、経年した建物でしたが、まだまだこれから用いられる施設ですので、このような調査を続けつつ、いつまでも存在し続けて欲しいな、と思いました。