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構造塾カンファレンス2026(新横浜)に参加

構造塾カンファレンス2026(新横浜)に参加

2026年10月15日、新横浜で、構造塾の毎年恒例のカンファレンス「構造塾カンファレンス2026」が開催されました。僕も参加してきたので、その様子を、写真と一緒に紹介します。

【構造塾とは・・・詳しくは コチラ 】

 

■ 大きな地震の被災地の、地盤と建物の状況

Be-Doの戸成さんからは、「令和8年熊本地震」を含む、大地震の被災地の地盤と建物状況についての報告がありました(スライドのタイトルより)。地盤と建物を、セットで見るという視点が印象に残りました。

 

■ 大学と実務者がつくる「環境塾」

東京大学の前先生と、M’s構造設計・構造塾の高中さんからは、「環境塾」の話がありました。(僕も以前、1期生として2年間、学ばせて頂きました。)構造塾との協業で実際の住宅を題材に、大学と実務者が連携し、構造計画や環境シミュレーションの検証・実測を行う取り組みで2024年にスタート。3次元BIMを活用して、間取り・構造・環境を、一人で設計できる設計者を育てることを目指している、という内容も紹介されていました。前先生のスライドはいつも内容が濃いのに面白く、今回はいらすとやから某ラーメン漫画(!)に進化されていました・・・ 前先生、本気で建築を通じて全ての人の幸せをアカデミックの場から発信し続けてて、体育館の話もされてましたねー

 

高中さんの発表では、おせおせスケジュールでタイトな状況の中でも、構造計画ルールベースの構造区画・耐力壁配置の事例や、環境塾の昨今の状況レポ。高中さんには、いつも実務上、ホームズ君のこととか、構造設計全般でmaaoも大変お世話になっております。本当にありがとうございます!!

 

■ 意匠・構造・省エネを、一気通貫で考える

スタジオアネッロ冨田さんの発表テーマは、「意匠・構造・省エネ 一気通貫の設計フロー」でした。印象に残ったのは、冨田さんの言葉。耐震等級3や断熱等級6以上を車のエアバッグのように当たり前に標準装備していくこと、許容応力度計算をしていなかった時期があったこと、構造区画のない力技のプランや、要望がなければ(断熱)等級4で進める設計が今も現場にたくさんあること。それでも、意匠・構造・省エネを同時に考える設計者が一人でも増えれば、日本の住宅は変わっていく、というメッセージ。剣士冨田さん、環境塾3期生へのアーキトレンドゼロの先生も務められて、大活躍中です。素晴らしい!

 

■ FPパネルと外張断熱の、耐震性能の検証

M’s構造設計・構造塾の佐藤先生からは、「FPの家 リブランディング」の一環として、FPパネルの耐震性能向上効果の検証が報告されました。スライドには、耐震性が見込まれる「FPパネル」+「evoltz」設置して、耐震性能の維持を図る、という新たなポイントも予告されていました。

 

またアキレス久富さんからは、外張断熱材によって耐震性能が向上する、というポイントの紹介がありました。たまたま久富さんは、遅刻して最後尾付近に座っていた僕のお隣に座っておられたので、これから始まる現場について、Q1ボードあれこれを教えて頂き、エリア担当の方にも繋いで頂きました。久富さん、いつもありがとうございます!

さらに基礎配筋の立ち上がりフック付きがベースであるが、フック無しの場合、認定品であることの重要性。確認しながら使うことは設計者側で十分に留意することと、認定品を作られている協会の方のご挨拶がありました。

 

■ フィリピンと共に進める、構造計算の内製化

Shukobuild Philippinesの正木さんからは、「構造計算内製化報告 フィリピン人と共に」という発表がありました。フィリピンで、構造計算を内製化していく取り組みの報告です。僕も義兄がフィリピンセブ島出身なのでフィリピンにも何度か行ったことがあり、どこか風景が浮かぶレポートでした。正木さん、オンラインでもこれからもよろしくです!

 

■ 懇親会

発表のあとは、懇親会でした。会場の中央の舞台では、恒例のキックボクシングも行われていました。
前回は話しまくって食事はほとんどしなかったのですが、今回は飲んで話して食べて話して楽しかったですw

 

■ 感じたこと

毎年、住宅着工数減や工事動向は変化する中、品質やモラルは少しずつ上がっている気がしておりまして、、、
多分、業界の「淘汰」が始まっている証拠かな、と思ってて、一生懸命かつ精度高く、誠実に、柔軟に仕事をしていく建築人が大きな波に揉まれながらも軽やかに笑、仕事をし続けていく気がするんだよね〜!

佐藤先生のドスンッ!というパンチ&キックを見、料理・お酒を堪能しながら、ふと思うのです。

 

■ おわりに

今のmaaoにとっては、構造と意匠と省エネは、別々の仕事ではなく一人の設計者=僕が同時に考えるものなのだ!と、あらためて感じた一日でした。伺ったお話の中にも出てきましたが、車のエアバッグのように、当たり前に耐震等級3、断熱等級6以上の標準実務を続けよう!

同じカンファレンスに参加された方、あるいは、構造や省エネに興味のある方は、ぜひ感想や、気になったテーマを聞かせてください。

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