2022.06.28
実測によるエアコン能力測定
高性能住宅を設計するにあたり、シミュレーションと共に必須なのは「実測」=実際に完成・稼働させた状態の環境計測なのですが、先日は、とっても楽しみにしていた勉強会にオンライン参加。
「自立循環型住宅研究会関東支部」主催
2022関東ゼミ第1回「目からウロコの温熱学(基礎編)」
講師 一般社団法人ミライの住宅 森 亨介氏
森亨介さんは所属しているPHJでもご一緒させて頂いている実務者中の実務者で、長きに渡り住宅設計・建築に関わっておられる鳳建設株式会社の専務さんです。
メインは空調機器の原理原則を知る上で、とっても有効な「湿り空気線図」を用いた温熱環境の「基礎的な」学び、特に「湿度」に着眼し、総体湿度と絶対湿度、顕熱と潜熱の関係性、比エンタルピーの差分や風量から求めるエアコンの能力計算など、詳細に教えて頂きました。そして、その計算方法を体得しておくことの重要性を痛感した講義でした。
ってことで、まだ十分に理解に至れていない現実があるので、日々、事務所や自宅や車にあるエアコンを用いて、計算体得を続ける毎日です!