定例会

定例会

 

僕は、「設計」も大好きですが、「監理」も大好きです。

 

簡単に言うと、

「設計」は 形や場を組み立て、考え方を現すこと

「監理」は きちんと作られているか確認すること です。

 

設計が終わり、現場が始まると、監理も同時に始まり、工事はドンドン進んでいきます。

 

工事中は「設計図書」=(工事用に作成した図面)に基づいて、

建てられているモノが図面の通りに作られているかチェックを続けます。

変更や追加事項が発生したり、予期せぬ問題(天災や社会事情など)にも対応していきます。

 

僕の場合、現場での打合せは「定例会議」「定例会」として毎週1回、行います。

必ず、毎週1回、と決まっている訳ではありませんが、大体の工事で週1回です。

短期決戦の工事や、建設のポイントとなるべき時期などは、現場へ出向く頻度が高くなります。

 

現場で定例会を行っていると、施工会社の現場監督さんを始め、

時には、職人さんやメーカーさん、クライアントや近隣の皆さん、通りすがりの方々まで、

多くの方々との対話をします。

 

更地だった土地の場合も、

既存の建物をリフォーム、リノベーションをする場合も、

この工事の過程で、携わる方々の意思が建物の最終的な愛着にもつながる、

と、いつも思っております。

 

だから、どんな現場でも、監理まで携わらせて頂いております。

 

過去に自分で事務所を始める前、

自分で「設計」した建物を「監理」しなかった建物の完成状態を見ました。

自分の意思から遠く外れた出来栄えに、ガックリしたことを覚えております。

図面や、数々の資料は準備したつもりでしたが、

生み出された建物は、思いの伝わらなかった表層や内部を持っておりましたので、

これではいけない、と思った訳です。

 

現場は、常に変化が起きていますし、徐々に形が築き上げられていく過程は

この仕事の醍醐味だ、と感じております。

 

さぁ、今日もこれから、現場に向かいます。

 

埼玉・川越において建築設計・監理を中心に業務しております。建築とはその時代の技術・文化・思想・情勢の指標として世に生み出されて佇みます。「地球温暖化による環境変化」「少子超高齢化社会」「再生可能エネルギーへの転換」等々、多くの解決すべき課題、現実を受けての実践となっておりますが、国勢シュリンク(縮小)期を迎え、どこかしらギスギスしがちな社会に向かっている気が致します。特にSNS等、ネット情報化が進む社会において、プラスマイナス双方の影響が見え隠れしており、聞いたこともないような状態が次々と起こっております。そのような中、一人の赤ん坊が周りの人々を笑顔にするように、業務を通じて関係者や周辺の方々、環境、風土、社会に寄り添うような、緩やかで楽しい関係性を築いていくことができたら、と思っております。ふと目を移すと、国内には遊休不動産、いわゆる「空き家」の数が820万戸を優に超えるという状況となっており、これらの再生や活用も重要な業務となっております。新築・改修・再生ともに特に構造的な「耐震性」、建物のデザインのみならず、基本的な住環境性能と健康を意識した「省エネルギー性」、その土地特有の「地域性」を強く意識した活動を行って参ります。また、川越には現代に残る多くの歴史的遺産が多数ございます。日々その歴史の一端に触れつつ、世代を超えて「愛され存在し続ける建築・場」について、追求・実践して参ります。